こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

今年も無事に確定申告終了!でも来年のことがもう気になる、今年は税理士に依頼しようかな、と思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

ということで、漫画家さんやイラストレーターさんが税理士を選ぶポイントについて考えてみました。

税理士に依頼するメリットを考える

まずは税理士に顧問業務を依頼することで得られるメリットを考えてみましょう。

一番は「時間の節約・創作活動へ専念できる」ことにあると思っています。
私自身、家族に漫画家いるため、税務などの事務作業に追われる時間を削減し、本業である創作活動に集中してより良い作品づくりにつなげていただきたい、と考えております。

税理士に顧問業務を依頼すると、確定申告や月次の帳簿付けといった煩雑な作業から解放され、プロに任せられます。
その結果、ご自身の専門分野である漫画等の制作により多くの時間とエネルギーを注ぐことができます。

また、税理士と連携することで、「本当にこの処理はこれで合っているのだろうか?」という不安やストレスから解放されるのも大きなメリットです。精神的な余裕は創作活動に好影響をもたらすはずです。

売上の管理や経費の計算、さらには税制改正への対応など、税務作業は想像以上に面倒です。しかし、これらの作業を一人で行うには多くの時間や知識が必要です。税理士と顧問契約を結ぶことで、手間とストレスを大きく省くことが可能です。

税理士を選ぶポイントは?

じゃあどんな税理士を選んだらいいか、ということなんですが、一言で言えば「相性が良い税理士を選ぶ」ということになります。

そうは言っても相性って何だよ、って思われますよね。

漫画家さんやイラストレーターさんが税理士を選ぶ場合は、以下の点に注目してみてはいかがでしょうか。

事業(又はその業界)へ理解があるか

漫画家さんなどの事業・業界への理解があるかどうかはとても重要です。クリエイター特有の平均課税や文芸美術国保などに関しても具体的なアドバイスを受けることができるでしょう。

収入構造(原稿料、印税、同人活動の収益など)や経費項目(画材費、取材費など)に理解がない税理士だと一から説明しなければならず、結構大変です。

この点に関しては私は妻が漫画家(「星旅少年」という漫画を連載しています)というおそらく税理士の中でも他にいないであろう特性がありますので、バッチリだと自負しております笑。

経理・資料共有方法に不満がないか

妻いわく、漫画家さんなどのクリエイターさんは税務作業を非常に煩わしいと考えている方が多いそうです。
そうした場合、帳簿付けから何から丸っとお願いしたい、と思われている方もたくさんいらっしゃると思います。

税理士に顧問業務をお願いする場合、「記帳代行」と言って日々の帳簿付け等を丸ごとお願いする方法があります。

当然ながら税理士にとっては手間が増えるので、記帳代行を行っていない又は行っていても別途料金が発生するとしている税理も多くおります。

自分は丸投げでお願いしたいのに税理士は受けてくれない、といったミスマッチにならないように注意しましょう。

また、資料の共有方法についても確認が必要です。

伝え聞いた話ではありますが、某漫画家さん向けの大手税理士斡旋サイトは、【レターパックが送られてきて、レシート等紙資料に「○○費」とメモした物を送る】というやり方しか取っていないみたいです。

それはそれでご本人様が良いなら問題ないでしょうが、それしかできないのは何だか窮屈な気がします。

私は一人でやっていることもあり、画一的な方法ではなく、その方その方のご希望に合わせた方法でお願いしています。

OneDriveなどの利用、メール等での送信など、ペーパーレスでの共有が多いですが、一部紙でのやり取りもという方にはレターパックと併用していたりもします。

コミュニケーションの方法や頻度

コミュニケーションツールや頻度も確認しましょう。

打ち合わせをしたくないのに毎月ある、又はその逆にしたいのにしてくれない。

コミュニケーションは電話しかできない。

そうではなくて、ご自身の希望に合う方法で行ってくれるかどうか。柔軟に対応してくれる税理士を選びたいところです。

気軽に相談できる雰囲気や、丁寧でわかりやすい説明をしてくれるかどうかも重要です。

専門用語は使わずに、わかり易く親切な説明をして欲しいですよね。

私はLINEやChatworkなどでいつでも相談・質問を受け付けるとしています。

税務調査にしっかり対応してくれるか

確定申告の内容が正しいかどうか。計上した経費が相応しいかどうか。

提出した段階では何の判断もされていません。

答えは税務調査で出ます。税務調査、相手は税務署の調査官です。

その調査官ときちんと話をしてくれるのか。対応してくれるのか。

税務調査の経験がないような税理士では心細いかもしれません。

終わりに

これらのポイントに加えて、金額、税理士の人柄など、判断基準は色々あります。

大手税理士法人か私のような個人でやっている税理士か、なんて観点もあるでしょう(大手の所には大手の、個人の所には個人の、それぞれ良さがあります。どっちが自分に合うか、という所も大事だと思います)。

このブログがご自身に合った税理士を見つけられる手助けになれば嬉しい限りです。

【編集後記】
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