こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

2025年の税理士試験が終わりました。

試験を受けた皆様、本当にお疲れ様でした。

9月になればまた新しい年度の講座が始まります。

この8月は束の間の休息。ゆっくりとしていただきたいものです。

合格発表は11月28日(金)。私が受けていた時より若干(2週間くらい)早まっているように思いますが、それでも試験から4ヶ月近くあり、この期間が本当に長く辛い。

自分がどう過ごしていたかを振り返ってみます。

8月。せっかく終わったのにやることがない。

8月は試験が終わって次の講座が始まるまでの貴重な時間。

なのにやること、やりたいことがありませんでした。思い返しても悲しい。

結局、某巨大掲示板で受け終わった試験の情報を集めたり、各専門学校が出す模範解答やらボーダーラインやらを眺めてあーだこーだと考えていたり、で終わりました。

あとはDVD借りて映画を観ていたような・・。

無趣味人間なので、まぁそんな感じでした。

せっかくの貴重なフリータイムなので、思い切り羽を伸ばしてください。

9月以降、合格発表まで

簿記論・財務諸表論

簿記は2回目で合格できました。1年目は初めての試験ということもあり、手ごたえも何もよくわからず。

次の科目が始まる中、どう復習していくかのペースもわかりませんでした。

9月からすぐに財務諸表論の勉強を始めていて、結果的にこれがいい復習になっていたと思います。計算部分はあまり変わりませんからね。

なので「簿記論のための復習をした」とうことはなく、財務諸表論の勉強しかしていませんでした。

2年目は簿財どちらも手ごたえがあり、ボーダーも超えていました。次の科目である法人税法の勉強が全く追い付かず、簿財の復習は全くできませんでした。

これで不合格だとその後きつかっただろうなぁと思います。

消費税法・所得税法

とちらも1回で合格できました。手応えはそこそこ、ボーダーも超えていました。

それでもやっぱりやらないのは不安なので、強度をだいぶ落とし毎日やっていました。

理論は1週間かけて1回転する程度、それも完璧に暗唱することは目指さず、さーと読むくらい。

計算は平日は個別問題をちょこちょこ解き、土日に総合問題を1問~2問解く、くらい。

不安は不安なんですが、「大丈夫だろう」という期待もあり、中々身に入りません。

発表までは「忘れ止め」程度でいいでしょう。

勉強よりも、もし落ちたときにすぐ次の試験に向けて勉強できるメンタリティーを保つ方が大事です。

番外編・法人税法

2回受けて2回落ちました(泣)。

1回目はデキ最悪。そのため、8月から勉強を始めました。

ただもう一度講義を受けることはせず、テキストや答練を中心に復習していました。

ペースも試験を受ける前と同じくらい。

理論も計算もガッツリやっていました。

2回目は手応えバッチリ。正直「もらった!」と思いました。消費税法の勉強が始まっていたこともあり、法人税法はほぼ見向きもせず。そして不合格で心が折れ撤退、となりました。

まとめ

・手応えバッチリ→いくら手応えがあっても不安なので、強度を落とし、忘れ止め程度の勉強を続ける。でもあまり身に入りませんでした。

・ほぼ間違いなくダメ→8月からガッツリ。

簿財は合格必須なので、ダメだったら試験自体を止める以外、もうやるしかありません。落ち込んでいる暇もないです。

税法は逃げ道があります。でも、科目から逃げるとこれまでやってきたことが(試験勉強上は)ほぼ無駄になります。

勉強も大事ですが、どんな結果が出ても次に向かえるだけのメンタルを維持すること。そっちの方が大事だったかなぁと思います。