こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

2025年度の国家公務員経験者採用試験の第3次試験(最終試験)の結果が発表されました。

最終試験の結果

国税庁経験者採用試験は第1次試験の申込者数951人、受験者数547人、合格者数328人に対し、2次試験は受験者数297人、合格者数218人でした。

最終試験は第2次試験合格者218人のうち試験を受けたのが204人、合格者140人で、最終試験の合格率や最終的な倍率は昨年とほぼ同じ。

最終合格された皆様、本当におめでとうございます。

今後の流れ

今後は国税局から書類が届きます。最終的な意思表明の署名用紙やオリエンテーション・内定者説明会の案内、採用前健康診断の案内、4月以降の社会人経験者採用基礎研修の案内などが入っているはずです。

私の時と同じであるなら、採用後4月から6月までは社会人基礎研修とります。人数も多いことからどこか地方の研修所を利用してのものになるかもしれません(私の時は名古屋研修所でやりました)。

幾度となくブログに記載していますが、この研修までは本当に楽しいです。

研修といえど勤務なので給料が出ます。お金をもらいながら勉強ができるという何とも恵まれた環境が与えられます。

最後に

もう辞めてしまった身ではありますが、一言偉そうなことを言わせてもらいますと、研修で知り合った同期の仲間を大切にしてください。

研修が終わり署に配属されると、年齢的にも即戦力としての期待が高く、また周りに近しい年齢の職員が少なく、署に居るのは管理職クラスか若手ということが多い。

仕事は仕事なのでしっかりと教えてくれますが(残念ながら嫌なヤツはいて、冷たく「二度は言わない」という態度の人もいます)、そんな環境では中々自分の悩みを相談できる人もいません。

研修直後の初めて署に配属されたときは、同期の大切さが身に染みたことを覚えています。

特に同じ系統の同期は同じような仕事をして同じようなキャリアを歩んでいくので、心強い存在です。

研修中、ぜひそういった人を見つけてもらいたいなと思います。

採用後は採用後で大変なことも多く、残念ながら1年経たずに辞めてしまった同期もいます。

新しい環境への期待とともに、「本当にやっていけるだろうか」という不安があるかもしれません。

ですがやはりこれまで社会人として他組織で培ってきた「経験」は大きな武器になりますし、実際私もなりました。ぜひ頑張って欲しいと思います。