
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
電話、正直言って嫌いです。大っ嫌いと言ってもいい。
市役所に勤めていたとき、国税に勤めていたとき、何より電話対応が嫌いでした。
相手の表情がわからず一方的に言われっぱなし
一番嫌だったのはこれでした。とにかく一方的に言われまくるのがとても嫌でした。公務員という立場上、基本的に反論はできません。
色々と好き勝手に主張を述べられ、挙句「お前らは公務員だからいいけど民間じゃこうはいかないぞ」「これだから公務員はダメなんだ」とまぁここでは書けないようなことも散々に言われた。
相手の表情や見ている資料がわからないので、話が通じないこともよくありました。それはそれで「何度言ったらわかるんだ!」と怒られる(よくよく聞くと相手が間違って説明していることも多い。でも悪いのは理解できなかった自分という図式)。
もちろん、ほとんどの方はきちんとした普通の対応をしてくれるんですが、いわゆる「クレーマー」に1件でも当たればもうその日の気力は全て持っていかれます。
そんな電話対応を好きになれと?無理でしょう。
ということで、市役所や税務署に勤務している職員の大多数は電話が嫌いなはずです。
仕事ですからそつなくこなしてはいましたが、私もご多分に洩れずしっかりと電話嫌いになりました。
時間を取られ集中力も取られ・・
電話は掛かってくるのも掛けるのも嫌いです。
当たり前ではありますが、電話が掛かってくると全ての手を止めて対応しなくてはなりません。
そのせいでせっかく集中力がノッてきた仕事であっても一旦中断しなければなりません。どこまでやったか、何をやっていたかを電話が終わってから再度整理する必要があり、集中も途切れてしまう。
こっちから電話をするということは相手にこちらと同じ思いをさせることになります。相手の時間を奪うことにもなりますしとても嫌です。
そして電話をしたらしたで出ないことも多く、留守電に折り返しを依頼しても掛かってこなかったりと思うように仕事が進みません。
電話なんてツールは無くなってしまえ、と思ってました。
翻って今は電話はほぼ無し(営業電話ばかり・・)
独立した今はほとんど電話がいらない環境になっています。
電話がない職場は本当に快適です。
税務署に電話したり掛かってきたりでゼロにはできませんが、お客様とのやり取りはメールやLINE、Chatworkなどのツールを使いますし、話をするときはZoomを使って面と面を合わせて行っています。
それにもし電話が必要なら事前に「この時間に電話します」と決められるので、負担も全くありません。
掛かってくる電話は9割方、税理士紹介会社等からの営業電話。電話が鳴ると一瞬焦ります。「ブーッ」と前触れなくなるからびっくりするんです。止めて欲しい。
一方的に話を打ち切って電話を終えるのも嫌ですし(それはさすがに失礼かなと)、かといって話を聞く気もありません。必要ならこちらからアクションを起こしますので、聞く必要もありません。
掛けてこないでくれ、と思います。営業電話には出ません。留守電設定してあるし。
電話無くなってくれないかな
嫌な嫌な電話対応をする必要が無くなったのは、間違いなく開業税理士になって良かったことの一つですね。
ひとりでやっていると電話に出ることができない局面も多いですし。
家族との連絡も電話でなくLINEやLINE通話を使うことがほとんど。
電話自体、要らなくなる日も近いかもしれませんね。
【編集後記】
最近では日本税理士会連合会の税理士検索ページでも電話番号を非公表にできるようになっています。いい傾向です。