こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
税理士試験体験記・4年目です。
法人税法、頑張ったんですが…。壁を超えることができませんでした。
住民税と並行して復習を重ねる
8月に試験が終わり、9月からは住民税の講座を受講しました。
いわゆる「ミニ税法」と呼ばれる科目の1つで、講義は週1コマ。理論も計算もボリュームはかなり少ないです。
そのため、本試験はかなりの高得点勝負になります。まぁ仕事でさんざんやっていたし大丈夫だろうと、またしても安直な考えで選びました。
授業は想像どおり、だいぶ楽でした。住民税の勉強はほどほどに、法人税法の復習(模試の解き直しと理論の忘れ止め)をメインにやっていました。
4月から直前対策を受講
12月の結果発表。手応え最悪だったので予想通りの不合格でしたが、それなりに落ち込みました。けど快復は早かったです。年が明け、気持ちも新たに勉強を続けました。
住民税が順調だったのも大きく、4月からはDVDで直前対策講座を受講しました。ほとんど前年の直前期に受けた内容と同じでしたが・・・。
模試の結果もそれなりで、良い感じをキープして本試験に突入しました。
本試験。手応えはバッチリ!
そして迎えた本試験。手応えはバッチリで、法人税法も住民税も「これは合格もらった!」という感じでした。
大原の速報で、法人税法も住民税も合格ラインは超えていて、住民税は「合格確実」ラインも超えていました。
今回の試験、受験番号が「7007」で何となくラッキー7で良い数字。さらに受験会場の早稲田大学の教室が、大学受験で合格したときの入試を受けた教室と同じでした。「こいつは縁起がいい!」と勝手に思い、2つとも合格した気に。
気分よく最後の(予定となる)消費税法の勉強を始めました。
結果は・・・。
12月、結果通知を開けるときの緊張感。開けたあとの絶望感。
今も忘れられません。
住民税は合格できましたが、法人税法の高い壁を超えることができませんでした。今回はかなり手応えも良く、期待していただけにメチャクチャ落ち込みました。
A判定(50点から59点)だったのでもう一歩なのは間違いなかったんですが、自分では「これ以上どうやったら合格するんだ!」と言えるくらい勉強したつもりだったので、「もう一回」という気持ちになれず、法人税法から撤退しました。心が折れてしまいました。
法人税法に合格できなかったことは、いまだに心残りです。
終わりに
ミニ税法は、実務に役立つかどうかは別にして、「合格」ということだけなら楽でいいな、と思いました。
大学院の税法免除を視野に入れるのであれば、試験は「簿・財+ミニ税法」が一番効率的ではないでしょうか。
そして法人税法に合格できた方、本当にすごいと思います。
今勉強されている方は、相当大変でしょうが、ぜひ頑張って合格を勝ち取ってもらいたいです。
法人税法、受かりたかった。
もう少し頑張れば良かったかな~。考えても何の意味もないことですけど、ふと考えてしまうことがあります。
【編集後記】
受験に縁起やゲンは何の関係もない!
思い知らされました。