こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

税理士として登録すると、事務所の住所と電話番号が「日本税理士連合会」のホームページから検索できるようになります。悪い言い方をすれば、ネット上にさらされます。

これが令和6年の10月から、簡単な申請で非表示にすることができるようになりました(事務所住所の非表示は、自宅兼事務所の場合に限るようです)。

必要なのは、
・税理士電子証明書
・WindowsのEdge
・拡張機能とアプリ(「公開情報を変更する」クリック後の「操作マニュアル」PDFからダウンロード)
準備ができたら変更申請をクリックし進むだけ。お手軽です。

税理士のSNSも賑わっています(歓迎ムード一色です)。

そもそもなぜ検索できるの?

日本税理士連合会のHPには、以下の記載があります。

日本税理士連合会のHPより

「税理士をさがす」は、納税者が自ら依頼する税理士等を選択することを目的とした検索メニューとなります。検索する際には、「地域からさがす」と「詳細からさがす」の2つの方法を選択できます。
税理士は、日本税理士会連合会に備える「税理士名簿」に登録することが義務付けられており、税理士登録がない場合は、「税理士」を名乗ることができません。また、税理士等以外は、税理士業務(税務代理、税務書類の作成、税務相談 等)を行うこともできません。
なお、本サイトを通じて税理士等に依頼する際は、必ず税理士等と個別に協議のうえ契約するようにしてください。

税理士を探す、ということが主目的のようです。

しかし今どき、この検索システムを使って探そう、という人がいるでしょうか。

そんなことするくらいならGoogleで検索しますよね。税理士のホームページを探しますよ。

ただ、上記でも言及しているとおり「にせ税理士」かどうかの確認には非常に有効です。

国税庁のホームページでも、「にせ税理士にご用心」を謳っています。
(参考:国税庁HP「にせ税理士にご注意」)

税理士の紹介を受けたら、まずこの検索システムで確認すると良いと思います。

税理士にはもの凄く不評だった

そりゃそうですよね。この個人情報にうるさい時代に、なぜ(必要性を感じない)住所と電話番号を公開しなければならないのか。

実際、使い道なんて営業電話くらいしかない気がします。

ましてや自宅兼事務所の方など、トラブルの温床としか思えないんですが。

登録の税理士会、支部、登録番号、氏名、で十分です。

登録後の営業電話がすごい

税理士名簿の登録後1ヶ月ほどで、この検索システムに掲載されるようになります。

その後の営業電話がすごい。話には聞いていましたが、掲載されるやいなや1日何件もかかってきます。

もう少し早くこの非表示ができるようになっていたら良かったのに。

まとめ

ということで、非表示にできるようになったのは本当に良かったと思います。

ただ、支部によっては「会員名簿」としてホームページに載せているところもあるんですよね。

これは自分の意志で載せる載せないを選択できるようになってるのかな。

よくわかりません(私の所属する支部にはありませんので)が、今後は支部ごとのホームページでも減っていくんじゃないかなーと思います。

【編集後記】
子どもたちがクッキーを作りました。おいしかった。