
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
昨年9月の開業以来、ひとりで税理士をやっています。
今後も従業員等を雇う予定はなく、ひとりでやっていくつもりでいます。
開業からちょうど丸5ヶ月が経ちました。
今日はひとりでやっていることでの、現時点での苦労を書こうと思います。
ひとりでやっていこうと思ったのは
初めて「ひとり税理士」という言葉を知ったのは、井ノ上陽一先生のブログか何かだったと思います。
井ノ上先生は、数々の著書も出されているひとり税理士の先駆者・パイオニアで、「ひとりで税理士をやっていこう!」と思われた方、活動されている方の多くが何かしらの井ノ上先生の影響を受けているのではないでしょうか。
かくいう私もその一人。
税理士になった後どうやっていこうかとあれこれ検索しているうちに井ノ上先生のことを知り、「ひとり税理士」としてやっていこうと思いました。
先生はとてもエネルギッシュな方で、何よりも家族や趣味などご自身が人生を楽しんでいらっしゃいます。そしてもちろん、お客様にも人生を楽しんでほしいと願っています。
自分もそうありたい、そうあるためにひとりでやっていくのが良いんじゃないか、と強く思いました。
と言ってもそこは人間ですから。全部が全部同じことはできないし、合う部分合わない部分はもちろんありますが、大きな指針になっています。
ここが大変・ひとり税理士
仕事の怖さにひとりで立ち向かう
税理士として初めて仕事の依頼を受け、報酬をいただけたときはとても嬉しかったんですが、それ以上に責任と重圧を感じました。
それまでは国税局という巨大な組織に属しており、何をするにも周りにはすぐ相談できる環境が整っていました。
自分の発言は組織の発言であり、責任は組織である国税にありました。
翻ってひとりでやっている以上、当然ですが全責任は自分にあります。
この重圧はとてつもなく、ご依頼をいただいてからお会いするまで、ずーっと緊張していました。
その後、別のお仕事を何件かいただけるようになりましたが、その怖さと緊張感は何も変わっていません。
初心忘るべからず。緊張感がなくなるのは論外ですので良いことなんですが、分かち合う人がいたらいいなぁ、と思わないでもないのは正直なところです。
Wチェックができない
ご依頼をいただいたお客様とは契約書を交わすようにしています。
大事な契約書ですので間違いは許されません。
何度も何度も見直し、最後の送信(電子契約が多いです)の前にももう一度見直します。時間がかかる・・・。
契約書に限らず、確認が必要であっても全て自分でしなくてはいけません。
Wチェックができれば・・・。まぁひとりでやっている以上、仕方ないですね。
事務仕事が大変
先の契約書もそうなんですが、思った以上に事務仕事に時間を取られます。
税務署や税理士会からの提出物に回答したりですとか、税理士保険の手続きですとか、郵便局や銀行に行ったりですとか・・・。
手伝ってくれる人がいたらなぁ、とここ最近、弱音を吐いてしまいます。
ひとりでやっている方はみんな同じはずなんで、私のやり方が効率が悪いんでしょう。改良する余地は大いにありそうです。
まとめ
ということで、まだまだ事務所の規模が小さい私の一人であるがゆえの苦労はこんなところです。
苦労するのはわかっていたので、嫌ではありません。ひとりであることでのメリットもたくさんあります。
これからも今のスタイルで頑張っていきたいと思います。
【編集後記】
星旅少年5巻、2月21に発売です!