こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

お問い合わせフォームからお問い合わせをいただくと、私宛に「ホームページからお問い合わせがありました」という表題メールが届くようになっています。

で、先日このメールが届いたのでテンションを上げながら確認してみると税理士紹介会社からの営業メールでした・・。

税理士紹介会社って何?

税理士紹介会社とは何か。

まぁそのまんまなんですが、税理士が必要な人に税理士をを紹介する会社です。

税理士を紹介して欲しい、でも誰を選んだらいいかわからない。

そんな方が税理紹介会社にアクセスし、会社は登録してある税理士から数名紹介。面談し、お客様が選ぶ、というような形式になっています。

ポイントはお客様は料金がかからず、税理士側に料金が発生すること。

その手数料は高く、顧問料の70%ほど(但し初年度のみ。紹介会社によってまちまちですが、概ねこのくらい)。スポット相談の場合は30%ほどとなっています。

善し悪しはある

紹介会社のメリットは、お客様が欲しいのに営業が上手くいかない所を助けてもらえること。これに尽きると思います。

特に私のようにお客様0で開業したような場合は、お客様が欲しい、という強い思いに駆られることは多く、本当に助かる・・のでしょう。実際使っていないのでわかりませんが。

デメリットはとにかく手数料が高額であること。年間顧問料の70%はやっぱり高い。継続して依頼していただければまだいいですが、早期解約なんてことになればもう・・。

悪質な紹介会社なんかは一旦紹介して成約したお客様に「こちらにもっと安くて良い税理士がいますよ」と声をかけることもあるとか。
そんなことされたら高い紹介料だけ取られてお手上げです。

さらには、お客様は紹介会社を通して何人かの税理士と面談することになるので、価格競争になりがち。

仮に依頼をいただけたとしても、価格を一番に重視するお客様と私の相性が合うのかどうかという点は非常に気がかりです。

お客様にとっても、手軽に税理士を紹介してもらえる反面、紹介料を顧問料に上乗せされていたり、税理士から直接依頼を受けた方と比べて「どうせ紹介会社からの紹介だし」と思われる、というリスクはあると思います。

周りに紹介会社を利用してお客様を100件以上抱えている税理士もおり、悪い所ばかりじゃないこともわかっています。

でもね・・。そこまでガンガン事務所を拡大していく意向はありませんし、私を選んでお声がけしていただいた方のお力になりたい、という思いでいます。

お問い合わせメールを使うのは信義違反です

お問い合わせフォームには

【投資、広告、保険など一切の営業に関する売り込みメールではありません。】

という項目を設け、チェックしないと送信ができないようにしています。

営業メールを送信された方も読んでいるはずです。

それにもかかわらずフォームから送ってくるのは信義に反していると思うんですが・・。

ぬか喜びはさせられるしで何だかなーです。ブログのネタになったことだけは良かったけど。

まとめ

ということで、私は一切紹介会社を利用していません。

今後利用するかどうかは・・。わかりません。何が起こるかわからないし。
ただ当面は使う気はないです。

【編集後記】
営業をどうやっていくか・・はずーっと付きまとう課題です。