
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
自宅で仕事をしているとついお菓子をつまみたくなること、ありますよね。
私もお菓子、特に甘いもの、チョコやクッキーが大好きで、あると際限なく食べてしまうためできるだけ買わないようにしています。
糖分とコレステロールが。。。まだ平気ですが、このままいくと危険水域に入ってしまうため、できるだけ控えるよう頑張っています(これが中々難しい)。
で、このお菓子たち。甘いものを食べてエネルギー充填、また頑張ろう!という気持ちにもなりますが、経費にできるか?についてです。
経費にできるかどうかは目的が大事
全ての支払に共通する話ですが、経費になるかどうかのポイントは
その支払いが売上を上げるために直接必要かどうか、です。
飲食はそもそも仕事とは関係なく、生きていく上で必要です。そのため、プライベートな支出だと判断され、日常的な飲食は経費にすることはできません。
これは食事だけでなくお菓子であっても同様。
いくら「仕事の効率を上げるため」と主張しても、自分のためのものであれば認められることはないでしょう。
どんな場合に経費にできるのか
じゃあお菓子は全く経費にできないのか、となると、必ずしもそうではありません。
「仕事として使った」とハッキリ確実に説明できれば、経費にする余地はあります。
例えばYouTubeやブログ・noteでそのお菓子のレビューを投稿して収益を得ていたり。
袋や箱のデザインを依頼されたため参考にするために購入したり。
私は漫画家さんのお客様が比較的多いんですが、アシスタントさんを雇った時の福利厚生の一環として出したり。
取引先への贈答品として購入したり。
こうした場合は、経費にすることができると考えられます。
税務調査に備え、「何のために買ったのか」「どんな関係の相手ために買ったのか」「本当に買っているのか」といったことを説明できる証拠を残しておきましょう。
終わりに
飲食代はプライベートな支出が混ざりやすいため、税務調査でも目に付きやすい項目になります。
しっかり証拠を残しましょう。