こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
2年目の受験で初の合格をすることができました。しかも簿・財同時でした。
財務諸表論は計算と理論が半々
簿・財の同時学習は効果が高いことを実感
財務諸表論は計算と理論が半々、本試験でも配点は50点ずつです。
計算は、簿記論の計算を易しく、ただし正式なルールに従ってやる、というような感じでした。
1年目に必死に勉強してきたことが活き、計算問題に困ることはありませんでした。
週4コマの授業は絶対に無理でしたけど、簿・財一緒にやると効率いいな~と思いました。
理論はキーワードを押さえる!
初めての理論の学習。講師に言われ、今でも覚えていることがあります。
それは、「理論の模範解答は問題作成者の頭にしかない。満点を取ろうと思っても無理だ」ということです。
この言葉は税法の勉強を終えるまで常に意識していました。
つまり、細かい表現の違いなどは気にすることなく、きちんと押さえるべきポイントを押さえて書ければ大丈夫だ、ということです。
そして財務諸表論の理論は、税法に比べれば格段に楽で、キーワードを押さえられればOKだとも言われました。
財務諸表論の理論学習
理論暗記に苦戦
キーワードを押さえればいいとは言われたものの、暗記は大変でした。
なにせ初の理論学習で何をどうすればいいのかもわからず、なかなか覚えられません。
特に最初の、まっさらの状態から新しく頭に入れる、という作業がきつかった。
一度覚えればあとは忘れないようにするだけなんですが、段々と量が増えていくのがまたきついですね。
エクセルに文章を打ち込み、キーワードを空欄に
理論サブノートを読んでいるだけだと中々上手くいかないので、エクセルに文章を入力し、その中でキーワードを空欄にして一覧にしてみました。
【タイトル】【重要度(☆の数など)】【本文・キーワードを()で空欄にする】
という感じでまとめ、プリント。印刷した紙を見ながら、重要度の高いものを中心にブツブツと呪文のように唱えていました。
この方法で理論は覚えられるようになり、成績も安定しました。
ただ、次の税法ではこのやり方は無理でした。
簿記論が放置されていた
財務諸表論を中心に勉強していたため、簿記論はおろそかに。
春先、模試の解き直しをしてみたところ全然できずに焦りました。
簿記論は1年目不合格でしたが、2年目に講義は受けていませんでした。というより、講義を受ける時間がありませんでした。
これはまずいと思い、簿記論の比重を上げました。
ただ、やったことと言えば1年目のときのテキスト、問題集、模試の解き直しくらい。
新たに直前期の講義を受けたり、新しく模試を受けたり、ということはしませんでした。それでも何とかなったのは、1年目の貯金が大きかったんだなぁと思います。
最後に
財務諸表論の本試験は正直自信がありました。そのせいか、すごく緊張しました。手が震えて上手く字を書けなかったのを覚えています。税法も含めて、受けた試験で1番緊張しました。
初めて合格できて、ホッとしました。「このやり方でいいのかなぁ」という不安がなくなりました。
簿記論と違って財務諸表論はあまりクセがなく、きちっと勉強してきちっと問題を解けば、必ず受かる試験だと思います(合格率が毎年高いのもそのためかなと思います)。
2年目は努力が全て報われ、とても嬉しい年でした。
自分へのご褒美にPSPを買いました(まだ持っていますし動きます)。
【編集後記】
長男が漫画を描き始めました。
自分なりにコマを割って、それっぽくできています。
母親に似たのかなぁ。楽しんで欲しいです。