こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

年明けから各地の税務署では令和8年分の確定申告相談が始まっています。

まだまだ署に行って相談する人は少ないかと思いますが、2月16日からの申告期間が近づくにつれ大混雑し、申告を済ませるまでにかなり時間がかかってしまいます。

税務署での確定申告を手短に済ますためにやっておくべきことをまとめます。

事前予約を忘れずに

何年か前から、税務署での相談するための「事前予約」ができるようになりました。

ただし、使用できるツールはLINEのみ。電話での申し込みはできません。

やり方としては、まずはLINEのホーム画面から「国税庁」と検索し、国税庁を友だち登録。その後トーク画面で指示に従って行けば指定日の指定時間に予約ができます。
(国税庁HP「確定申告会場での相談を希望される方へ」リーフレットも参考にしてください)

この予約をしているかいないかで待ち時間にかなり差がでます。

予約無しで行った場合、会場で配布する入場整理券を受け取った上、時間が来るまでひたすら待つことになります。

国税庁が公開しているQ&Aによると

  • 令和7年分の確定申告の相談受付は2月16日から(還付申告はそれ以前も可能)
  • 令和6年分以前の申告相談にも事前予約が必要(当日受付無し)で、LINEでも電話でも可能

との案内がありますが、これは署によってやり方が大きく違います。

おそらく、令和7年分の還付申告以外の申告であっても「今は期間じゃないから出直して」とはならず、相談を受け付けてくれるとは思います。

また、試しに予約を取ろうとしてみましたが、昨日時点ではLINE予約をやっている署もやっていない署もありました。

この辺りは管轄の税務署に確認すると良いでしょう。

収支内訳書・青色申告決算書を作成しておく

税務署に勤務していたときに毎年あったのが、会場に来てイチから収支内訳書・青色申告決算書を作成する方。

これはかなり時間がかかるので、できればご自宅で作成しておきましょう。集計してメモ程度のものを作っておくだけでもかなりの時間短縮に繋がります。

ある程度作成し、わからない所だけ聞くという形でもOK。

何もせず領収書をバサッと出して・・は止めましょう。おそらく記入コーナー等に行って書いてきて、とやんわり断られると思います。

医療費の明細書を作成しておく

収支内訳書・青色申告決算書の未作成と共に多いのが医療費控除明細書を作成していない方。

医療費控除を受けるためには領収書の提出は不可となり、明細書を作成する必要があります。

この明細書は書式が決まっている訳ではないので、ご自身で作ったエクセルやメモでも大丈夫。

会場に領収書を持って行って「まだ集計していません」と伝えると、その場で集計して明細書を作成されるように指示されます。

ご自宅でゆっくり作っていくとよろしいかと思います。

書類を種別ごとに整理しておく

会場に着き相談が始まると、まず書類を提示してください、と求められます。

ここで書類が無いとせっかく順番待ちをしたのに出直しになってしまいます。
当日中であれば待ち時間なしの再入場を可としている署が多いと思いますが、翌日以降だと予約の取り直し、順番待ちとなってしまいます。

そして書類を出していただくとバラバラに次々と出されるため、その整理に時間を要します。

  • 源泉徴収票
  • 株式や配当などの取引明細書
  • 社会保険関係の書類(国保などの支払証明書や国民年金の控除証明書)
  • 生命保険、地震保険の控除証明書
  • 医療費控除の明細書
  • ふるさと納税など寄附金控除の明細書
  • 住宅ローン控除の書類 など

これらを種別ごとにまとめておくと相談もスムーズに進むはずです。

まとめ

確定申告期はどこの会場も混雑します。

待ち時間短縮にはLINEでの予約がかなり効果的です。

プラス、収支内訳書や医療費控除の明細書などの書類をご自宅で完成させていくと、確定申告相談にかかる時間はだいぶ短くなるはずです。

ぜひやってみてください。