こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
前回に引き続き、税理士登録への道のりです。
今回は事務所問題。事務所をどうするか、登録申請で必要な事務所関係の書類は何か、についてです。
事務所は自宅?それとも借りる?
税理士事務所は店舗を構える必要がある飲食業などとは違い、「まずは自宅を事務所として」開業できることが大きなメリットです。コストが抑えられますからね。
この場合、自分が所有している一戸建等なら問題はないんですが、賃貸やマンションだと、大家さんやマンションの組合の同意が必要となるので注意が必要です。
私も最初は自宅兼事務所を考えていましたが、結果としてレンタルオフィスで開業となりました。
レンタルオフィスも自宅ほどではないにしろ、初期費用を抑えられるのが魅力です。ちょっと狭いですけど、ひとり税理士なんでまぁ問題ないかな、という感じです。
賃貸住宅やマンションを事務所にする場合や、事務所を借りる場合は、早めに動きましょう。登録申請に当たって提出する事務所関係書類が数枚あります。
事務所設置に関する書類
事務所の設置に関してもまた、色々と書類を提出する必要があります(所属する税理士会によって若干異なります。私の場合は、千葉県税理士会です)。
- 事務所の賃貸借契約書、転貸借契約書
レンタルオフィスの運営会社に依頼しました。運営会社と不動産の所有者が違っていたため、転貸借契約書もいただきました。 - 税理士事務所設置同意書
不動産の所有者と賃借人の両名の署名が必要です。これも運営会社に依頼しておいたのですが、所有者の署名欄が空欄でした。あれ、まずくないかこれ。 - 税理士事務所設置に関する誓約書
所有者や管理組合から事務所設置の同意が得られないときに提出する書類です。「何かあったときは自分の責任で何とかします。税理士会に迷惑はかけません」という内容の誓約書です。
レンタルオフィスの運営会社からは事務所設置について同意を得ていたものの、↑の書類で所有者の署名がなかったので、一応、この書類も提出しておきました。 - 事務所案内図、間取図
自宅と同様、事務所周辺の地図と、事務所の間取図です。地図は自宅と同様、頑張って手書きしましたが、Googleマップで良かったのかなぁ。間取図も頑張って手書き。正直、一連の書類をそろえる過程で、一番大変だったのが自宅と事務所の地図描きだったかも・・・。
このくらいざっくりとした図で大丈夫です
書類が揃ったら、次は税理士会への提出になります(次回に続きます)。
【編集後記】
税務署を早期退職され、税理士として活動されている元上司にあいさつの電話。
5年前の直属の上司。緊張しました。