こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

会計科目を2つクリアでき、いよいよ税法スタート。法人税法を選択しました。

どの科目にするか、講師に相談

税法は、9つある科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)から3つ合格する必要があります。
また、所得税法か法人税法のいずれか1つは必ず合格する必要がある、となっています(もちろん両方でもOK)。

どの科目を選ぶべきか。まず所得税法か法人税法をやろうと思っていましたが、よく分からないので講師に相談しました。

結果は、結局実務ではみんな使うので、そのことを理由に選ぶ必要はない。それなら、合格率が同じでも分母が大きい法人税法がいいと思う、とのことで、法人税法を選びました。

上級直結コースを選択→大失敗

まだこのコースがあるのか調べてみましたが、TACにはありました。大原はどうなんだろう。TACでは「年内完結+上級コース」という名称でした。ただ、「勉強に専念できる方を対象」と謳っており、そこは親切だなと思います。

年内に詰め込むだけ詰め込み、年明けから上級(受験経験者)に追いつこう!というコンセプトです。

「どうせやるならこれだろう」という超安直な理由で選びましたが、これが大失敗でした。

まず、授業が週3コマ。土、日に一コマずつでも足りないので、平日のどこかに入れるか、土日のいずれかを2コマにするか。

所得税は仕事で触れていたのですが、法人税は全くの初学で、内容理解に苦しみ、復習の時間が全く足りませんでした。

そして税法初学者に、税法の理論はきつすぎました。財務諸表論の理論とは難易度が桁違い。何を言っているのか理解できず、ただ暗記するだけ。その暗記も週3コマのボリュームなのでギリギリ。

そんなこんなで成績はずーっと上がらず、モチベーションを保つのも難しかったです。

本試験。出来は最悪。不合格。

直前期になっても理解は進まず、成績は上がらず。

そんな状態で受けた本試験、出された問題に対して精一杯やりましたが、理論も計算も手ごたえは最悪。

結果はC判定(30点台)での不合格でした。

法人税法の膨大なボリュームをなめて、上級直結コースを選択したことは大失敗でしたが、結局は自分の実力が足りなかったんでしょう。
1年必死にやっての不合格は本当に堪えましたが、来年こそは、という気力が残っており、次の科目と同時に勉強は続けました。