こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
税務署へのタレコミって本当にあるの?と思われますか?
本当にあります。
あまり知られていませんが、実は国税庁のホームページで広く情報提供を呼び掛けています。
(国税庁HP:課税・徴収漏れに関する情報の提供)
他にも、メールや電話などで税務署に連絡が来るケースもあります。中には直接出向いてくる人もいたり。
税務署時代、隣の席の後輩が実際にタレコミを基に調査をし、脱税認定までしたケースがありました。
ということで、今日はタレコミについての話を少し。
タレコミした人はバレるの?
バレません。タレコミは匿名でも可能です。ただ、匿名だと信憑性に欠けるため、心から税務署にどうにかして欲しい人は名前や立場を明かした方がいいでしょう。
実名でタレコミをしたとしても、税務署が相手方に伝えるようなことはしませんので、ご安心ください。
タレコミの経過は教えてもらえる?
残念ながら教えてもらえません。それどころか、実際に調査しているかどうかも教えてもらえません。調査されないことの方が多いでしょうね。
ただ、ダメもとで、やらなきゃ結局何も変わらない、の精神で情報提供してもらえれば、税務署側としてはとてもありがたいです。きっと感謝されます。
調査に繋がりやすいタレコミは?
まずは何と言っても信憑性が高いこと。税務署も時間と人が限られているので、いわゆる「空振り」は避けたいもの。
先ほどの話に繋がりますが、匿名より実名です。そして、元従業員など、特殊な関係にあった場合、さらに可能性は高まると言えます。
次に、タレコミ先が無申告である場合。無申告者に対しては、税務署は厳しいです。
また、ごまかしている金額が高そうな場合も、調査が行われる可能性は高いと思います。
まとめ
税務署にタレコミをするきっかけは、「恨みがあって」などの私情がほとんどでしょうね。
税務署は広く情報収集をしており、国税庁ホームページから簡単に行えるので、何か見かけたらタレコミしてみるのもいいかも。
【編集後記】
初めて新しいお札を手に取りました。千円札と五千円札。
何だか得した気分になってしまうのはなぜでしょう。
長男が初物に大喜びしてて、ほっこりしました。