こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

今週末はいよいよ経験者採用試験の1次試験日。

まずはペーパーテストと論文です。

満遍なく点を取るのが理想だが時には捨て問も大事

1次試験は全部で30問。国税庁HPによると構成は以下のとおりで、択一式(例年5択)です。

・知能分野24題 文章理解10、判断・数的推理(資料解釈含む。)14

・知識分野6題 自然・人文・社会に関する時事、情報6

私が受けた時は文章理解8題(うち英語5題)、数的処理16題でした。文章理解の比重が上がっています。

当時は総合職(いわゆるキャリア)の経験者採用試験と同じ問題が出たのでえらい難しかったんですが、今はどうでしょう。

大事なのはバランスよく満遍なく点を取ることですが、時には捨て問題を作ることも必要です。

というのも時間が足りないため、1問に時間を掛け過ぎると最後まで終わらない可能性があります。

得意な科目、すぐ解けそうな科目を先に解いて、それ以外は後回しにしましょう。

また、時事や情報の知識分野では常識的に考えれば結構切れる選択肢も多いです。わからなくても選択肢を切るくらいは先にやっておくのも良いと思います。

論文はできれば覚えていく

経験論文はできれば覚えていきましょう。

私は何回も書いて丸暗記し、試験でもそのまま記述し合格できました。

例年、「これまでの職務経験における取組と成果」「その成果を採用後どう活かすか」という構成で大きくは変わりません。

ご自身の経験を振り返り、しっかりとアピールしましょう。

ベストコンディションで受けてください

最後の最後まで詰め込むのも一つの手ですが、あまり無理をせずベストコンディションで試験を受けてください。

試験会場は空調が効いて寒い場合があるので、軽く羽織れる上着を忘れずに。

経験者採用なので1次試験よりも2次・3次の面接の方が遥かに重要だと思いますが、それもこれも1次を突破しないと意味がない話ですからね。

終わりに

私が試験を受けたのは2016年で、もう10年近くも前になります。

合格後はその後の研修やキャリアについてのオリエンテーションがあったりして、だいぶワクワクしたのを覚えています。

職場も良い思い出が多いです。

まずは1次試験、頑張ってください。