
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
少し前に某政党の議員が「国保逃れ」をしているというニュースがありました。
厚生労働省が重い腰を上げたようです。
概要
個人事業主・フリーランスなどの方は社会保険(会社の保険)に入れません。
そのため、基本的には市町村が運営する国民健康保険に加入し、その国保料と国民年金を支払う必要があります。
今回対策が講じられた「国保逃れ」は
・個人事業主が保険料負担を軽くするため法人役員に形式的に就任
・社会保険や厚生年金に加入し、役員報酬を低く設定することで保険料を年数万円に抑える
という手法。
社会保険は毎月受け取る給料の額で決まるので、役員報酬を最低限に抑えれば支払う保険料は月数千円で済みます。
市町村国保は前年の所得によってその年度の金額が決まります。
自治体によって額が異なりますが上限があり、その額は大体年間で100万円位。
政治家のように収入の高い方の場合は、何十万単位で節保険料ができてしまう訳です。
前からグレーと言われていたが・・
法人の役員に就任するためにはどうしたらいいか。
それを斡旋している法人があるようで、その法人に手数料?のようなものを払い役員に就任し、社会保険に加入。月に1回だか、簡単なアンケートや勉強会に参加するのが業務のようです。
払う手数料以上に保険料を節約できるのでお得、という訳です。
聞いただけでだいぶ「??」な手法とわかりますよね。実際、前からグレーと言われ続けていました。
これを政治家がやっていたというのが本当に驚きました。政治家がこんなことするのかよ・・と。
さすがに看過できず、厚労省が動いたようです。
業務実態の有無を判断する基準を明確にし、それをクリアできなければ社会保険から脱退を求められるとのこと。
遅いですけど、動いたのは良かったんじゃないでしょうか。
国保節約に有効な手段はあまりない
残念ながら国保の料金を下げる有効な手段はあまりありません。
先ほど述べたとおり、市町村国保は前年の所得に基づいて課税されるため、安くするには所得を下げるのが一番効果的。
となると取れる経費を漏らさず計上し、白色の方は青色申告の申請をして青色申告特別控除を取るなどくらいでしょうか。
あとは業種によっては漫画家の文美国保などの国保組合があるので、そちらに加入することで安くなる場合もあります。
国保組合は所得の大小に関わらず一定のため、市町村国保と比較して安い方に加入すれば良いと思います。
国保に限らず健康保険は本当に高いですよね。
どうにかならないんでしょうか。
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