こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

税理士登録への最終ステップ、税理士会への申請です。

申請書類が揃ったら、自分が所属する予定の税理士会へ申請に行きましょう。

事前のチェックをお願いする

書類が全て揃ったので税理士会へ連絡すると、「事前に確認するので、郵送、FAX、メールで送ってもらえますか?」と言われました。

一度税理士会へ行っておきたかったので、持ち込んでチェックしてもらうことは可能か伺ったところOKとのこと。アポもいらないそうです。一応、「〇日に行きます」と伝えました。

事前チェック当日

担当の方が、1枚1枚確認してくれます。

なお、この段階ではまだ在職証明書がないので(国税の場合、証明書は退職日当日に交付されます)職歴は書いていません。

不備があった場合、その場で確認できるものは具体的に訂正箇所を示してくれます。

大きな不備はありませんでした(一部だけ、事務所の住所が1-1-1などとなっていた所を1丁目1番地1と直しました)が、足りない書類が2枚あるので出すよう言われました。

千葉県税理士会の場合、転職をしていると空白期間が無くても「退職理由説明書」という書類が必要なんだそうです(他の税理士会は、空白期間が無いなら不要とおっしゃってました)。

私の場合、空白期間はないですが市役所から国税局へ1度転職しており、必要だと言われました。退職理由は「東京国税局へ転職するため」なんですけどね。それでOKなので書くよう指示を受けます。

また、国税局を退職した場合、「早期退職の理由説明書」が必要とのことで渡されました。どうも、懲戒処分を受けての退職じゃないことを説明するためのもので、定年退職以外なら必要みたいです。

辞令を添付するわけでもないので何の証明にもならないと思うんですけど、出せと言われれば出すのみです。「税理士として開業するため」と書いてOKでした。

当日のチェックが終わり、あとは係の皆さんで再度確認し、なにかあれば連絡する、となりました。電話かメールでと聞かれたので、メールでお願いしました。

実際、2回か3回、メールが来て、修正を指示されました(市役所の職歴についてでした)。修正し、PDFにしてメール送信、再度確認してもらう、という流れでした。

その後、最後のOKをいただいたので、あとは申請をするだけです。国税局の退職日が7月10日(国税局は、年度の終わりが7月10日なのです)なので、7月11日の午前に予約を取りました。予約が必要とは明言されてないですが、アポは取った方がいいと思います。

申請日当日

時間どおりに訪問すると、「お待ちしておりました」と歓迎していただきました。恐縮してしまいます。

その場で最終確認をしてもらいます。訂正があれば直すので、念のため印鑑は持って行った方がいいと思います。あと、合格証書原本を確認するため持っていく必要があります。

確認が済むと、今後の流れの説明。担当の税理士から提出書類に関してヒアリングの電話があると言われます(コロナ以前は実際に事務所を訪問していたと言っていましたが、今は接触を控えるために電話でやっているらしいです)。

税理士会での審査日や登録予定日、税理士証票の伝達式の日程の説明を受け、終了となりました。
あ、あと最後に税理士登録手数料の5万円を払うよう言われ、その場で払いました(事前チェックの日やメールでは何も言われません。登録の手引き等で確認し、申請当日に支払うことは知っていたので大丈夫でしたが、現金必須ですので注意)。

一点、おっしゃっていたのが、直近2年分の確定申告書を出すのは、内容に不正な点がないことを確認するため。そのために税理士会の事務員でなく税理士が確認するんだそうです。

税理士が不正してたらシャレになりませんもんね。

ともあれ、申請が終わりました。さぁ、これであとは何事もなく進むよう祈りながら待つのみです。
→8月22日付で無事に登録となりました。

まとめ

とにかく必要な書類の量が多い!です。

ただ、多いんですが、やること自体は大したことありません。

役所を回って書類をもらう等、一つ一つこなしていき、申請書等に必要事項を記入するだけです。

申請書等は会計ソフト会社の作成サービスもあるみたいなので、利用してもいいかもしれません(手書きしないで済みます。でもその後営業がいっぱい来るでしょう)。

用意に時間がかかる書類もあるので、早め早めに動くのがいいですね。

やはりネックになるのは在職証明書ですかね・・・。私のように国税出身の方なら問題ないでしょうが、税理士事務所や法人に勤務している方で発行にトラブったということはよく聞きますし、複数の勤務先があると揃えるのも大変でしょうし。

税理士登録まではもう少しなので、最後の頑張りどころですね。

【編集後記】
台風が近づいていますね。日本列島縦断コースみたいです。
心配です。被害が大きくなりませんように。