こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。

何かスマホの調子が悪いです。ボタンを押しても押した感覚がない。一応、押したことの効果が表れているので機能的には生きています。

でもボタンを押す感覚がないと嫌だなぁ。

私のiPhoneは12です

私のiPhoneは12plusの256GBモデルです。

ハッキリとは覚えていないんですが、下の子が生まれた年の年末に買ったような気がするので丸4年程度使っているのかな。

4年か。まだまだ使えます。使っていて特に不満もないし、スマホで特別これがしたい、これをやりたい、というものもありません。

だから買い替えたくはないんです。高いし。ボタンよ甦ってくれー。

買い替えたiPhoneの購入費は経費になるか

さて本題です。

iPhoneを買い替えた場合、購入費用は経費になるでしょうか。

結論は「問題なく経費にできるが、全額は無理」です。

スマホをプライベートのみに使用する方は少ないでしょう。

私も、お客様とのコミュニケーションツールにも使っていますし、ブログを更新したり仕事に必要な消耗品などを注文したりと、仕事と私用と両方で使っています。

仕事に必要なんですから当然、必要経費に計上することはできます。
ただし、私用と共用である場合、事業割合で按分する必要があります。

経費とするなら消耗品費?減価償却が必要?

今、一番新しいモデルはiPhone16だそうですね。

つい最近、iPhone16eなる廉価モデルが発表されましたが、価格は10万円を超えるようです。

私はちょっと安くなった1代か2代前の機種を購入することが多いんですが、14も15も10万円を軽く超えるものばかりです。あ~高い。

どう経費としていくかは以下のとおりとなっています。

端末の価格(注)白色申告青色申告摘要
10万円未満消耗品費として一括で費用計上消耗品費として一括で費用計上
10万円以上
20万円未満
通常の減価償却通常の減価償却好きな方法を選択
3年で均等償却
(一括償却資産)
3年で均等償却
(一括償却資産)
少額減価償却資産
として一括で費用計上
20万円以上
30万円未満
通常の減価償却通常の減価償却好きな方法を選択
少額減価償却資産
として一括で費用計上
30万円以上通常の減価償却通常の減価償却

※価格は、税込経理をしていれば税込で、税抜経理をしていれば税抜で判定。
また、プライベートとの共用であれば按分前の価格で判定。

まとめ

iPhoneを一括で経費とするには青色申告者の少額減価償却資産の特例を使うしかなさそうですね。

iPhoneの買い替え費用も、事業割合に応じて経費とすることが可能です。

【編集後記】
ご依頼をいただけるありがたさを感じています。