
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
漫画家のお客様から「イベント終了後に売り子さんと打ち上げをするけど飲食代は経費になりますか?」というご質問をよくいただきます。
経費になるかどうかは、目的によります。
「打ち上げ=経費」ではないので、判断の基準を理解しておきましょう。
必要経費の基本的な考え方
必要経費は国税庁HPによると以下のようになっています。
国税庁HPタックスアンサーより
必要経費に算入できる金額は、次の金額です。
(1)総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2)その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
(2)に該当すれば、打ち上げにかかった費用は経費になると言えます。
嚙み砕いて言えば、「売上を上げるための仕事に必要な出費かどうか」ということになります。
- 売り子さんとの次回イベントに向けた会議を兼ねた打ち上げ
- 共同で作品作りをしている相手との制作会議を兼ねた食事
- 担当編集や出版社、放送会社などと打ち合わせをした際の食事
- 担当編集や出版社、放送会社などとの懇親会
これらの出費は経費に計上してOKと言えるでしょう。
当たり前の話ではありますが、プライベートでのイベントの際の食事や、家族や仲間内との飲み代は
仕事に関係していないので経費にはできません。
頻度と金額に注意。二次会は認められづらい。
いくら仕事関係の飲食代は経費にできると言っても、頻度と金額には注意してください。
毎日・毎週のように行われる食事会や飲み会、誰と何を目的としたものなのかが不明瞭、金額が高い等々..。
本当に毎日同業者とお昼ご飯を食べているとしても、「そんなに必要?」と疑われてしまう可能性があります。
誰に対しても「これは仕事のためです」と堂々と言える物だけ、計上するようにしましょう。
また、二次会は認められづらい傾向にあります。
一次会までは仕事に必要だとしても、二次会は「飲みたいから行ったんだよね」となりがち。
実際、私が税務調査を行っていた際も、そのような観点で否認してくるよう上司から指導を受けたことがあります。
注意してください。
面倒くさくても毎回記録を取った方が良い
仕事関連の食事、飲み代であったとしても、毎回「誰と・何のため」という記録を取るとなお認められやすくなります。
記録はメモ程度でもOK。有ると無いとでは説得力が違います。
領収書の余白や、会計ソフトの備考欄などでも良いでしょう。
終わりに
繰り返しになりますが、プライベートの費用を経費にしないように注意してください。
一つそれがあると、帳簿全体が「怪しい。。」と思われてしまう危険があります。
そういう意味でも、記録を取っておくのは有効です。
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