
こんにちは!千葉のフリーランス・個人事業主専門の税理士、福地です。
当事務所では「スポット相談」「メール相談」を行っています。
ちょっとしたお困りごとがある場合や、顧問契約をするほどではないけど税理士に相談したい場合。確認だけ依頼したい場合。
こうしたご相談に対応するものになりますが、中には「税務署なら無料で教えてくれるな」と思うものもあります。
税務署のことを伏せて依頼を受けるのは不親切だと思う
「税務署に聞けばタダで教えてくれる」ということを伏せて依頼を受けお金をいただく。
そういうことをしている税理士もいるかもしれませんが、それはちょっとどうなのと思います。
私は税務署の職員であったので、「これは税務署で相談できる」「これは税務署では回答してくれない」という線引きができるため特に感じることなのかもしれません。
そういったこともあり、必ず「これは税務署でも無料で聞くことができると思いますよ」「当方では無料相談は行っていません」ということはご案内しています。
仕事を逃すことになるが・・
それで税務署へ問い合わせをして満足した回答が得られれば仕事を失うことになります。
それならそれで構わないと思っています。
自分の良心に逆らってまで依頼を受けお金をいただいても、ずーっと心にしこりを残すことになりますし。
ありがたいことに、「それでも相談したい」と仰っていただく方もいらっしゃいます。
それきり連絡が無い方もいらっしゃいます(それはそれで解決したんでしょうから良いと思っています)。
色々な方がいらっしゃいます。
税務署に相談するデメリット
とはいえ、税務署に相談するのもデメリットがあります。いくつか列挙してみます。
・対面の相談には予約が必要で、日時の調整をしなくてはならない。
・特に確定申告期は大混雑し、個別相談は不可。申告会場に赴き行列にならんだのち、相談をする必要がある。慌ただしいため不十分な説明に終わる可能性も。
・質問事項には答えてくれるが、それ以上の相談は応じてくれない。税務署から節税を持ちかけるようなことはまずない。
こういったところでしょうか。
こうしたデメリットはありますが、税理士に有料でご相談いただく前に税務署に無料で相談し解決するならその方がいいと思っています。